こんにちは!ぐりこです。
今日は女性なら多くの方が悩む『むくみ』についてです。
うちのサロンにいらっしゃるお客様の中にも、むくみや冷えに悩んでる方は多いんだよね。
むくみの原因は様々ありますが、今日は脚の使い方にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います!
難易度
難易度は全5段階だよ。
★1つ 簡単にできる
★2つ 簡単だけど、道具が必要
★3つ ちょっと努力が必要
★4つ お金がかかる
★5つ 感覚が必要
今回はちょっと努力が必要な内容だよ!
むくみの仕組みを知ることで、むくみの対処をしやすくなりますよ。
むくみの仕組み
夕方になると脚がむくんでパンパン!という方も多いですよね。
実はわたしもめっちゃむくむんだよね。
朝と夜で脚の太さ違う笑
ではなぜ脚はむくむのでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、重力の影響により体内の水分は時間が経つにつれ足元の方に引き寄せられ、その結果、夕方近くなると脚がむくむんですね。
念のため、「スノードーム☃」に例えて説明してみます。
起床時はスノードーム全体に雪が広がっているのと同じように、全身に水分が広がっています。
起きてから時間が経つと、スノードームの底に雪が落ちるのと同じように、足元に水分が下がってきます。
という感じで、むくみは誰にでも起こっていることです。
そうは言っても女性は男性よりもむくみを感じる方が多いですね。
男女の筋肉の量の差もありますが、実は女性がとる、ある行為が原因になっている場合があります。
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女性ならではの癖がむくみをまねく?
内股
女性がとる、ある行為というのが内股です。
内股っていうのは膝とつま先が身体の正面より内側に入ってしまう癖ですね。
立っているときは普通でも、座っているときはこんな風に内股になっている方は多いんじゃないかな?
女の子らしくてかわいいんだけどね。
実は、内股になることによって鼠径部(ソケイブ/脚の付け根)の血管やリンパ節が圧迫され、脚全体のリンパ液や血液の循環が悪くなるんです。
実際に膝とつま先の向きを身体の正面に向けてから、内股にしてみて下さい。
足の付け根が詰まるような感じがしませんか?
内股にする動作によって鼠径部まわりの筋肉が縮むからです。
(すみません、ちょっとリアルな画像にならざるを得なかったのですが)この大動脈と大静脈の場所に注目してください。
内股になったときに筋肉が縮むとお伝えしている部分に下肢の1番太い血管があるんです。
あと鼠径リンパ節もあります。
ということは・・・
筋肉が縮む➡周りにある血管やリンパ節も圧迫される➡血液やリンパ液の流れが悪くなる➡水分の代謝も悪くなる➡余分な水分が流れにくくなる➡脚がむくむ➡脚が冷える
という負のループが完成します。
うわぁ。なんて恐ろしいループ!
でも大丈夫です。
内股になってしまっている方は、気をつけて内股にならないようにするだけです。
それだけで鼠径部のリンパの流れがスムーズになり、すぐに冷えやむくみが軽減されます(*’ω’*)
膝とつま先が内側に入っている方は内側に入らないように、正面に向くようにしましょう。
膝が内側に入らないようにすることで自然と脚の付け根もしっかりと伸び、血流やリンパの流れが良くなるのはもちろん、美脚にも近づきますよ♡
内ももを締める
あともうひとつ!
女性ならではの癖というか身だしなみ。
スカートを履いて着席する時にだらしなくないように膝を閉じますよね?
特にスカートを履いて電車に乗る機会が多い方は該当するのではないでしょうか?
この動作も必要以上にももに力が入ってしまうと、内股と同じ理由でむくみの原因となります。
実際にやってみて下さい。
内股同様に、鼠径部に力が入るのを確認できると思います。
たまにやる分にはいいのですが、癖になっている方はご注意を!
膝を閉じる際、なるべく内ももに「ぎゅっ」っと力を入れすぎないようにしましょう。
デスクワークで足元が気にならない方でも、無意識に内ももを締めている場合があるので要注意だよ!
スカートを履いていたり、女性らしさを意識すると難しいのですが、座っているときは膝と膝の間にこぶし1つ分ぐらいの隙間を作るほうが脚の筋肉に余計な力が入らず、むくみ対策になります。
まとめ
では、今日のおさらいをしてみましょう。
- 脚は起床してから時間がたてば、誰でもむくむ
- 筋肉量が少ない女性のほうが、男性よりもむくみに悩むことが多い
- 女性特有の“内股”や“内ももを締める”などの癖がある方は、もっとむくみやすい
- 鼠径部まわりの筋肉を緩めることで大動脈・大静脈・鼠径リンパ節の流れがよくなり、むくみが軽減される
以上、いかがでしたでしょうか?
むくみの仕組みを知ることで、ただ悩むだけでなく、快適な身体になるためにはどうしたらいいのかが見えてきませんか?
そう、わたしもむくむんだけど、対策をできるようになってからはツラさが減ったよ!
スカートを履きながら脚をパカっと開いているのは感心できませんが、女性としての身だしなみを気にしながらも、むくみにくい身体の使い方は意識できます。
むくみは奥が深いので、また違う視点からのむくみ対策もお伝えしていきますね。
みなさんが毎日を快適に過ごせるようになると嬉しいです。
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