こんにちは!ぐりこです。
今日はまつ毛について。
最近のまつ毛エクステはLEDで硬化して固めるものもあるようで、まつエク界も進化してるんだなぁと感心したりもするのですが、その前にわたしはまつエクはお勧めしません。
その理由を今日はお話ししたいと思います。
まつエクをお勧めしない理由
まつ毛が細くなる
まつエクを繰り返している方ならわかると思いますが、まつエクをずっと繰り返すことで、まつ毛の毛根が弱くなり、だんだんまつ毛が細くなってしまうのです。
そもそも、まつ毛の毛根は地まつ毛の重さを支える程度の強さはありますが、髪の毛の毛根のような強さはありません。
まつエクをする場合、みなさん割とゴージャスにされている場合が多いですね。
付けるまつエクのボリュームにもよりますが、地まつ毛にまつエクの重さ+接着剤の重さが追加され、地まつ毛のみの時と比較して、2.5倍ぐらいの負荷がまつ毛の毛根にかかります。
うわー!
軽いものとはいえ、それはまつ毛の毛根にとっては、重いバーベル持ち上げ続けてるようなものだね。
こうしてまつ毛の毛根はじわじわとダメージを受け続け、弱った毛根から生えるまつ毛は3分の1程度の細さになり、目元が貧相に見えるため、ますますまつエクがやめられなくなります。
フェイシャルエステを受けるお客様でまつエクしている方の地まつ毛を見ると、だいたいの方のまつ毛は産毛より少し太いぐらいの細さになっていて、まつ毛をかわいそうに思うよ~。
まぶたがたるむ
まつエクの重みはまぶたの筋肉にも影響を及ぼします。
まぶたを引き上げる筋肉「眼瞼挙筋」はとても薄くて、繊細な筋肉です。
目を開けるときにまぶたを引き上げるわけですが、まつエクの重さが加わることにより眼瞼挙筋にかかる負荷が大きくなり、その重さに耐えられなくなるんですね。
この濃いピンクに塗ってあるところが眼瞼挙筋です。
ご覧のよう小さい筋肉です。
目を開けているときは常に負荷がかかりっぱなしの筋肉なので、まつエクをつければ、目を開けるだけで地まつ毛のみの時の何倍もの負荷がかかり続けることになります。
そうすると、眼瞼挙筋はだんだんその負荷に耐えられなくなります。
まぶたを開く力が弱まり、気がつけばまぶたがたるんだようになってしまうのです。
その他にも接着剤によるアレルギーなど、目の病気になるリスクも高まります。
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弱ったまつ毛やまぶたを復活させるには?
休養
かわいそうなぐらいに細くなってしまったまつ毛…。
今やまつ毛専用のクリニックもあるほど、まつ毛ダメージは深刻です。
弱った毛根や眼瞼挙筋を復活させるには、やはり休養が大切です。
なるべくまつ毛やまぶたに負荷をかけないように過ごせば、自然と元通りになるはずです。
眼瞼挙筋を鍛えたい方は、目をしっかりつむる&しっかり開けるを交互に繰り返すと、ぱっちりおめめが復活するよ!
まつ毛美容液
まつ毛美容液は以前から話題にはなっていますが、使ったことがない方も多いのではないでしょうか?
まつ毛専用の育毛剤みたいなものだよ。
まつエクで弱ったまつ毛のケアにも、ある程度効果を発揮してくれると思います。
わたしは「リバイタラッシュ」を夜のみ使っていますが、まつ毛がだいぶ長くなりました。
マスカラを1度塗ってこんな感じ。
ビューラーは使っていません。
リバイタラッシュは週に4回程度、夜のみ使用しています。
もちろんまつエクのような豪華さはありませんが、地まつ毛もまぶたも健康です。
リバイタラッシュは安くはないですが、夜だけ使用するだけでしたら、1年ぐらいはもつんじゃないでしょうか。
わたしは2023年に入ってから夜のみ使ってるけど、まだ1本目で、残量もまだありそうだよ。
サロンにいらっしゃったお客様で、ラッシュアディクトを使ってまつエクレベルのまつ毛になっていた方もいました。
ただし、まつ毛美容液の使用には少し注意しなければいけない点があります。
まつ毛美容液には育毛剤やまつ毛の毛周期の成長期を長くする成分が入っているため、通常だと3~4カ月で生え変わるはずのまつ毛がもっと長い周期で生え変わるため、まつ毛が長くなります。
じつは、この育毛剤や成長期を長くする成分には、まぶたのメラニン色素が増殖してしまう副作用があり、まぶたが色素沈着してしまうことがあるのです。
ラッシュアディクトを使ったお客様は、どれぐらいの頻度で使用したかは聞いていないのですが、まつ毛の生え際がアイラインレベルの濃さで色素沈着していました。
わたしは使用頻度が毎日ではないですし、リバイタラッシュも日本製のものを使っているためなのか、まぶたの色素沈着は一切ありません。
ですが、まつ毛美容液の使用頻度や塗布量が多かったり、美容液の成分によってはまぶたが色素沈着しますので、その辺りをしっかり理解して使用するようにしましょう。
まとめ
では、本日のおさらいをしていきましょう!
- まつエクは繰り返しつけ続けると、まつ毛が細くなったり、まぶたの筋肉が衰えることがある。
- まつ毛やまぶたの筋肉を正常に戻すには、まつエクをやめればよい。
- まつ毛を早めに復活させたい場合や、まつエクを使わずにまつ毛をボリュームアップしたい場合には、まつ毛美容液がおすすめ。
- まつ毛美容液には育毛剤やまつ毛の成長期を長くする成分が入っているため、塗るだけでまつ毛が長くなる。
- ただし、育毛剤やまつ毛の成長期を長くする成分にはメラニン色素が増殖してしまう副作用があり、まぶたが色素沈着してしまうことがある。
- 日本製のものを使用して、使用量を適切に守れば、色素沈着を防げる。
以上、いかがでしたでしょうか?
まつエクはわたしも憧れますが、健康面やメンテナンスのリスクを考えると、必要性を感じませんでした。
たまにつけるぐらいならいいと思うけどね。
まつ毛は本来、目を守るためのものです。
まつ毛も大切ですが、目もちゃんと守るように、まつエクをつける頻度を一度考えてみてくださいね。
次回は「シワを限界まで予防する!」をお送りするよ!
それでは、みなさんが健康を害することなく、きれいになって下さるとうれしいです。
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