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- ほうれい線が気になる
- 顔のたるみを改善したい
- 手間がかかるケアはめんどくさい
年齢を重ねると、どうしても気になってくるほうれい線。
エステに通っても、たるみに効くという化粧品を使っても、なかなか効果を感じられずに悩んでいる人も多いのではないですか?
この記事は エステティシャン歴16年・ボディセラピスト歴14年のぐりこがお送りします。
わたしは10年前から表情筋のトレーニングをしてきて、昨年からは日常生活の中でも口元の筋肉を使う「食事」に着目。
食事中に表情筋のトレーニングができないかと考え、奥歯以外の歯で食べ物を噛むことを実践し、見事にほうれい線をうすくすることができました。
この記事では食事の際に「顔が大きくなる噛み方」と「ほうれい線がうすくなる噛み方」をお伝えします。
“噛む”ことが美容面にどう影響するのかを理解すれば、毎日、食事の仕方を気をつけるだけで若々しい口元を保つことができます。
ほとんどの人は、食事をするとき奥歯で噛むと思います。それは奥歯が食べ物を細かくするのに1番最適な歯だからです。
でも、奥歯で噛むことは、じつは美容面でマイナスに働きます。
こちらは奥歯で噛むときに使われる筋肉です。咬筋、いわゆる『エラ』の筋肉と、耳の上にある側頭筋が使われます。
奥歯で噛むと、このエラや側頭筋が張りやすくなり、これらの筋肉が張ると正面から見たときに顔も頭も大きく見えます。
食事をするのに奥歯を使うことは身体の仕組みとして正しいのですが、使い過ぎは小顔から遠ざかってしまいます。
前提として、わたしが言う「奥歯」は、1番奥の歯(親知らず)とその手前の歯だけです。
一般的に奥歯とは犬歯(糸切り歯)から後ろにある歯のことを言いますが、少し違うので間違えて理解しないように注意してください。
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次に、ほうれい線がうすくなる食事の仕方です。
答えは顔が大きくなる噛み方と反対、奥歯上下8本(親知らずがない人は上下の奥歯4本)をあまり使わないで食事をするだけ。
こちらは奥歯以外の歯で噛んだときに使われる筋肉です。
どれも鍛えるとほうれい線の予防になる筋肉です。
つまり、奥歯以外の歯も使うことを意識すれば、これらの筋肉は食事のたびに鍛えられ、毎日ほうれい線や頬のたるみの予防ができます。
こういう話をすると「昔は奥歯でよく噛むよう教育された」という話を聞くこともありますが、もちろんそれは消化吸収のためには正しいことです。
しかしながら、奥歯の使い過ぎはエラの発達を助長するため、顔も大きくなりますし、食いしばりの原因にもなります。
実際にフェイシャルエステの施術をしていて、9割のお客様は食いしばり癖があり、エラがガチガチに固まってしまっています。
一般常識はひとまず頭の片隅において、奥歯以外の歯をたくさん使って食事をしてみてほしいです。
1週間続けるだけでも、ほうれい線がうすくなるはずです。
奥歯を使う割合を減らしても、すべての歯で丁寧に噛めば、きちんと食べ物を細かくすることはできます。
それぞれの歯で噛んだときに、どの筋肉が使われるか確認したい人は、割りばしなどを用意して、1番奥の歯から前歯まで順に1ヵ所ずつ噛んでみてください。
奥歯で噛むとエラに力が入り、前歯側に移動するにつれ、頬の筋肉を使っている感覚を感じられるはずです。
奥歯以外の歯で噛んだときに使われる筋肉の役割を簡単に説明します。
上唇挙筋は上唇と小鼻を引き上げる働きをする筋肉ですが、凝り固まっているとほうれい線が強調されることがあります。
口元を動かして上唇挙筋をストレッチさせることで、ほうれい線が目立ちにくくなります。
小頬骨筋・大頬骨筋はともにこめかみに向かって口角を引き上げる筋肉です。
衰えるとほうれい線が目立ちやすくなるので、とくに意識して鍛えたい筋肉。食事のたびに鍛えれば、簡単にたるみ予防ができます。
口輪筋は鍛えると口元が引き締まり、若々しい口元になります。
また、口輪筋はまわりの表情筋とつながっているため、鍛えることで頬のリフトアップやフェイスラインの引き締めになります。
口角下制筋は口角の下にある筋肉です。口を「への字」にするときに使われる筋肉ですが、この筋肉がおとろえると、マリオネットラインができやすくなります。
このように口元周辺の筋肉を鍛えることは、若返りに直結します。
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わたしが奥歯以外の歯で噛むことを思いついたのは2023年7月8日夜のこと。自分のひらめきなのにかなり衝撃的だったので、鮮明に覚えています。
それまではわたしもほとんど奥歯で噛んでいましたが、7月9日の朝食から奥歯以外の歯を使って食べるようにしました。
ここ数年はスマホのインカメラで自分を映した際、想像以上のほうれい線にびっくり&ショック・・・。
少しうつむくと頬のたるみがすごく目立って、しっかりおばさん顔でした。
だけど、奥歯以外で噛むことを意識するようにしてから、1週間もしないうちに効果があらわれました。
スマホのインカメラで自分を見ても、今までと違ってほうれい線がほとんど目立たず、何歳も若返ったように見えるんです。
今まで色々試してきましたが、こんなにすぐ変化を感じられる美容法は初めてです!
顔の筋肉は小さく薄いぶん、トレーニングすると早めに成果がでます。それを加味しても、奥歯以外の歯で噛む表情筋トレーニングはかなり即効性があることがわかります。
奥歯以外の歯で噛む美容法、何人かに勧めましたが、たまにこの疑問をぶつけられます。
前歯のほうで噛むと変な顔になりませんか?
普段と違うことをするように言われれば、色々考えますよね。
でも、実際に奥歯以外の歯で噛んで食事をしてみるとわかりますが、変な顔にはなりません。
奥歯で噛んでいたものを前歯側に移動させるだけです。
参考にですが、石原さとみさんの食べ方が前歯側の歯を使っているように見えるので、よかったら観てみてください。
少しおちょぼ口のようになりますが、不自然には見えません。
「石原さとみさんだから変に見えないだけでは?」などと心配になる人は、ひとりで食事をするときに目の前に鏡を置いて、食べるときのご自身の表情を確認してみてください。
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最後に、記事の内容のおさらいです。
- 食事をするとき、奥歯以外の歯を使って食べると表情筋のトレーニングになる
- 奥歯でばかり噛んでいるとエラや頭のハチが張るので、顔が大きく見える
- 奥歯以外の歯を使うと、ほうれい線予防に欠かせない筋肉が自然と鍛えられ、ほうれい線がうすくなる
- 食事のたびに表情筋トレーニングができるので、わざわざ意識してトレーニングをする必要がない
- お金や時間を必要としないので、誰でもチャレンジしやすい
このトレーニングにわざわざ使う時間は0秒。まったく時間を割くことなく、アンチエイジングができます。
意識しないとついつい奥歯で噛んでしまうので意識することが大切ですが、手軽にできるアンチエイジング法としては最高峰だと思います!
どんなにすばらしい美容法でも、手間・時間・お金がかかるものは長続きしません。
ノーリスク、ハイリターンの美容法、今日から実践してみてください。
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